行政システム– カテゴリー –
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日本の食品は安全?生ハムの回収事例から見えてくる「健康被害は確認されていない」の意味
生ハムがサルモネラに汚染されていたため自主回収しているというニュースを見たよ。健康被害の申し出はないとのことで、不幸中の幸いということなのかな。 ニュースによると、横浜市の保健所が製品のサンプリング検査を行ったところ、生ハムからサルモネラ... -
CDCが最新の食中毒患者数を公表~なぜ日本の食中毒患者数が少ないのかを解説~
アメリカでは年間990万人が食中毒になっているというニュースを見たよ。日本の年間1~2万人と比較すると、多すぎると思うのですが... 日本では食品安全の傾向を見る際に、「保健所の調査で食中毒と断定された食中毒患者数」がよく用いられます。 一方、ア... -
エノキで食中毒!毒キノコだけじゃない、キノコで食中毒にならないために注意すること
エノキが病原菌に汚染されていたので自主回収するというニュースを見たよ。エノキが食中毒の原因になることがあるの? 日本でキノコが原因の食中毒というと、「毒キノコ」くらいしか思い付かないかもしれません。 しかし、海外ではキノコ、特にエノキが原... -
バレンタインデーにチョコレート。思っている以上にリスクが高いかも
今話題の「ドバイチョコレート」がサルモネラに汚染されている恐れがあるため自主回収しているというニュースを見たよ。チョコレートでも食中毒が起きるのかな? バレンタインデー、付加価値チョコレート、高級チョコレート、チョコレート専門店など、チョ... -
「水分が少ない食品=安全」はもう通用しない
クルミが原因で食中毒が起きたというニュースを見たよ。木の実のような乾燥している食品は安全だと思ってた。水分が少ない食品でも、食中毒が起きるのですか? 昔から細菌が増殖する条件として「温度」、「栄養」、「水分」が必要と言われてきました。 そ... -
「食中毒患者数」はあてにならない。米国の食品安全指標とは
日本では食品安全対策の効果を計る指標に「食中毒患者数」が使われるけど、海外でも同じなのかな? 日本では食品安全対策の効果を計る指標として、全国の保健所から報告された「食中毒患者数」や「食中毒発生件数」がよく使われます。 しかし、これらの数... -
「第三者認証を受けているから安全」ではない
第三者監査で優れた結果を得ている施設で大規模な食中毒が起きたという記事を見たよ。定期的な監査を受けているはずなのに、どうして食中毒が起きるのだろう? 現在、自社製品の安全性を客観的に証明するために、多くの食品企業が「第三者認証」を取得して... -
食品関係者は全員見るべきドキュメンタリーを紹介
現在アメリカでは、マクドナルドの「クォーターパウンダー」に含まれていたタマネギを原因とする腸管出血性大腸菌O157食中毒が大きな話題となっています。 画像:CDC このニュースは連日メディアに取り挙げられており、その際に近年発生した食中毒やリコー... -
リステリア患者は200人いるのに、なぜ日本でリステリア食中毒は起きていないのか?
アメリカではリステリア食中毒が起きているけど、日本では1度も報告されていないと聞いたよ。食中毒が起きていないのなら対策は不要ですよね? 厚生労働省の食中毒統計では、日本で今まで「リステリア食中毒」が報告されたことはありせん。 そのため「日... -
食品偽装で大規模食中毒が発生!想定外を想定しよう
アメリカで食品偽装が原因で500人以上の子どもに健康被害があったというニュースを見たよ。食品偽装は品質の問題で、食品安全とは関係ないと思っていたよ。 食品偽装は場合によっては人に健康被害を起こします。 みなさんは、2023年10月から今年にかけて、...