記事一覧
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行政システム
官学連携で食中毒を防ぐ!アメリカの「Win-Winな実践教育」とは
最近「食品安全分野の人手不足が深刻化している」という記事を見たよ。何か対策はあるのかな? 食品安全分野、特に保健所や都道府県の公衆衛生部局の人員が不足すると、飲食店や食品工場への立ち入り検査や食中毒が発生した際の調査がきちんと行われなくな... -
食品安全文化
「知識を行動へ」ー食品衛生責任者制度の限界と行動ベース教育の可能性
食品衛生責任者の講習会を受けてきたけど、内容が一般的で、自分の施設で具体的に何をやらなければならないのか、よくわからなかったな。 日本で飲食店や食品製造業をするためには「食品衛生責任者」を設置することが法律で義務付けられています。 医師、... -
行政システム
なぜ日本では食中毒調査の詳細が謎のまま?アメリカの透明性強化の取組から学ぶ
FDAが食中毒調査の「透明性」の強化に取り組んでいるというニュースと見たよ。日本ではあまり調査内容が公表されていない気がするけど、アメリカと比べるとどうなんだろう。 アメリカではFDAやCDCが、複数の州にまたがる「広域食中毒」が発生した際に、州... -
食品安全文化
食品安全文化、今どこまで進んでいる?現状をどう評価するか
「食品安全文化」の醸成に取り組んでいるけど、現状をどうやって評価すればいいのかな? 最近では、法令やガイドライン、さらには民間認証の要求事項にも「食品安全文化」の考え方が盛り込まれるようになってきました。 その影響もあり、多くの食品事業者... -
行政システム
「私はこうして食中毒になりました」クラウドソーシングで食中毒を探知する!
SNSで投稿された情報を元に食中毒が探知されたという記事を見たよ。このような方法で食中毒が探知されることはよくあるのですか。 日本でも最近では、Googleの口コミや X への投稿が炎上したことで、保健所が事件を探知し、調査が行われることがあります。... -
英語学習
食品企業へのサイバー攻撃が急増!2025年に海外で起きた要注意の事例を紹介
生成AIにより「言語の壁」がなくなり、日本を標的としたサイバー攻撃が急増しているというニュースを見たよ。食品企業も注意した方がよいのかな? 日本を対象としたとしたサイバー攻撃は年々増加傾向にあります。 サイバー攻撃関連の通信数の推移(図:総... -
食中毒・食中毒予防
WGSのコストは?かかる日数は? 専門家でなくても知っておくべきWGSの基礎知識
このブログの記事でよく「全ゲノムシークエンス(WGS)」がでてきますが、一体何をしているのか、なぜ重要視されているのか、いまいちピンときません。専門家でなくても知っておくべきことを教えてください。 このブログでもよく「全ゲノムシークエンス」... -
行政システム
夏だ!アイスだ!食中毒? 怪談よりも怖いFDAから届く恐怖の手紙「Warning Letter」
アイスクリームからリステリアが検出されて、リコールしているというニュースを見たよ。アイスクリームは凍っているのに食中毒が起きるのですか? 日本ではあまり聞かないアイスクリームが原因の食中毒ですが、アメリカでは度々報告されています。 アメリ... -
行政システム
FDAの「環境ふき取り検査」のマニュアルから学ぶ 衛生管理と食中毒調査を次のレベルへと引き上げるための方法
FDAの「環境ふき取り検査」で病原菌を検出したのがきっかけで、食中毒の調査が始まったというニュースを見たよ。FDAは立ち入った施設で「環境ふき取り検査」を行っているの? 今回ニュースになった食中毒の概要は下のようになっています。 食中毒の概要(2... -
食中毒・食中毒予防
「トマト」と「スライストマト」食中毒のリスクが高いのはどっち?
アメリカで「トマトがサルモネラに汚染されているため回収している」というニュースを見たよ。トマトが原因の食中毒なんて聞いたことないけど... 日本では、「食中毒予防のため、トマトはへたを取って、水洗いしてからお弁当に入れましょう。」といった記...
