記事一覧
-
食中毒・食中毒予防
お祭りで食中毒はなぜ起こる?―大量調理に潜む「普段との違い」
お祭りで販売された「冷やし蟹ラーメン」で大規模な食中毒が起きたというニュースを見ました。いったい何があったのでしょうか? 2026年8月22日と23日に開催された「麻布十番納涼まつり」で販売された「冷やし蟹ラーメン」を原因とする食中毒が発生しまし... -
食品安全文化
「HACCP導入率100%」を目指すことの罠――食品安全のKPIをどう設計するか
日本の食品事業者のHACCP導入率が8割という記事を見ました。これだけ導入率が上がっているのだから、日本の食品は以前より確実に安全になっているのですね。 食品衛生法の改正によって「HACCPに沿った衛生管理」が制度化され、日本の食品事業者にHACCPが... -
食中毒・食中毒予防
食品安全を守るのは保健所か、それとも弁護士か?――アメリカの食中毒訴訟から考える「食品安全へのインセンティブ」
全米で発生している食中毒で、まだ汚染源が調査中にもかかわらず、被害者による訴訟が起こされたというニュースを見ました。アメリカでは食中毒訴訟が日本より一般的ですね。 食中毒が発生すると、まず保健所などによる行政調査が行われ、原因食品や原因施... -
食品安全文化
「普通の食中毒」だと思っていたら、実は…… ~事例で学ぶ飲食店・小売店のフードディフェンス~
また飲食店で迷惑行為があったというニュースを見ました。迷惑動画やバイトテロが後を絶たないですね。 「SNSで注目を集めたい」「仲間内のノリ」「面白そうだから」など、理由はさまざまですが、客や従業員による迷惑行為が後を絶ちません。 幸い、これま... -
食品安全文化
なぜラベルの貼り間違いは繰り返されるのか?チェックを増やすのではなく「摩擦」で防ぐ食品事故
ダブルチェックしていたけど、忙しい時間帯にまた「ラベルの貼り間違い」が起きてしまった。次はトリプルチェックにすれば防げるかな。 食品安全の現場では、このような場面は珍しくありません。 事故やミスが発生すると、多くの組織では「何かを追加する... -
行政システム
「念のため表示」はもう通用しない? コーデックスが変えたアレルゲン表示の新ルール
コーデックスで新しいアレルゲン表示のガイドラインが採択されたというニュースを見ました。そもそもコーデックスとは何ですか?また、アレルゲン表示の何が変わるのでしょうか? 食品安全に関するニュースを見ていると、ときどき「Codex(コーデックス)... -
食中毒・食中毒予防
「殺菌済みだから安全」は思い込み? 植物性飲料で起きたリステリア食中毒から学ぶこと
カナダで植物性ミルクが原因でリステリア食中毒が起きたというニュースを見ました。安全そうな植物性ミルクでも食中毒が起きるのですね。 リステリア食中毒と聞くと、多くの人は次のような食品を思い浮かべるのではないでしょうか。 ナチュラルチーズ 食肉... -
食品安全文化
EUは食品安全文化をどう監査しているのか――加盟国アンケートから見える評価の難しさ
EUでは食品事業者は「食品安全文化」が義務となっていると聞きました。行政側は食品安全文化をどのように立入検査しているのでしょうか? 最近、日本でも「食品安全文化(Food Safety Culture)」という言葉をよく耳にするようになりました。 「食品安全文... -
行政システム
超加工食品への逆風―アメリカで始まった新たな食品規制の動き
カリフォルニア州では学校給食から「超加工食品」が排除されるというニュースを見ました。超加工食品の何がそんなに問題なのでしょうか。 日本ではまだそれほど注目されていませんが、最近アメリカでは「超加工食品(Ultra-Processed Foods)」が大きな話... -
食中毒・食中毒予防
なぜHACCPでは防げなかったのか? コショウが原因となったサルモネラ食中毒
仕入れた原材料が汚染されていたために食中毒が起きたというニュースを見ました。自分の施設ではしっかりHACCPを行っていても、食中毒が起きてしまうのですね。 HACCPは世界中で導入されている優れた衛生管理の仕組みです。 日本でも2021年からHACCPに沿っ...
